第32回 経済同友会中央日本地区会議

第32回 経済同友会中央日本地区会議

主催 山梨経済同友会

日時 令和6年11月8日(金) 
場所 JR東海山梨実験センター 山梨大学大村智記念学術館 サドヤ

【第一会場】

朝8時30分に沼津駅北口からジャンボタクシーで総勢7名で山梨実験センター(都留市)に向かいました。通常、中央日本地区会議は4名で出席しますが、山梨経済同友会さんからリニア新幹線の最新車両に多くの方に乗車して頂きたい(特に静岡県の方)とのことで、工藤代表幹事を筆頭に総勢7名で参加しました。実験センターでは東海旅客鉄道㈱の澤田専務、大脇常務に出迎えられて、品川駅から新大阪駅まで最速67分で繋がるリニア中央新幹線について説明がありました。説明の後、お楽しみの最新リニアに乗車しました。通常、新幹線に乗り込む時はホームドアが開いて乗車しますが、リニアは航空機内をつなぐ乗客誘導用の通路から乗車するイメージです。リニアが動きだして時速160キロ前後で車輪が畳まれ、車体が浮く(離陸する)イメージです。車両の前後に速度メーターが設置されていて時速500キロの数字が表示された時、一人ひとり速度メーターと記念撮影をしました。試験走行距離約40キロを二往復しましたが窓が小さいため、バックで走行していても、前後どちらに走行しているか分かりませんでした。降車後、気圧の関係なのか耳閉感がしました。

【第二会場】

実験センターに併設されている見学センターで昼食を済ました後、バスで山梨大学大村智記念学術館に移動しました。移動中のバスでは、地元テレビ局の男性アナウンサーも乗車し、山梨県に纏わる話(桃太郎の舞台は岡山県ではなく山梨県である)等で、1時間の移動時間があっという間でした。会議場に到着後、本会議の総合テーマである「若者がいきいきと暮らせる地域づくり」について8地区の各同友会がテーマに沿った発表を行い、意見交換後に大村博士の展示コーナーを見学してから、バスに乗り込み懇親会会場の「サドヤ」に移動しました。

【第三会場】

懇親会会場のサドヤは甲府駅から徒歩5分の南フランス風の敷地内に佇む隠れ家のようなワイナリーレストランです。懇親会が始まる前に約700坪の醸造場・貯蔵庫の地下ワインセラーを見学しました。専属スタッフの解説付きで、昔のワイン造りに使われていた機械や樽熟庫など、じっくりと見学できました。懇親会では来賓として長崎幸太郎氏(山梨県知事)も出席され、本会議のテーマである「若者がいきいきと暮らせる地域づくり」に合わせて、懇親会会場の各テーブルには山梨大学(梨大)の学生さんも同席しました。山梨食材とワイン&地酒で、もてなしを受け、梨大の学生さんを囲んで楽しいひと時を過ごすことができました。次回開催地の新潟経済同友会の吉田代表幹事の中締めで、大盛況のうちにお開きとなりました。当会からの出席者7名は大きな車窓で富士山を見る車両(夜で見えません)の特急「ふじかわ14号(身延線)」に甲府駅から乗車し、各々の家路に着きました。

常任幹事(事務局長) 名取慶仁