「地域創生とウェルビーイング」~資金を超えて、人、学び、場、挑戦をつなぐ「関係インフラ」へ

2026年7月例会  講師:沼津信用金庫 専務理事 鈴木俊一氏

地域創生部 地域連携担当 課長 志岐泰寿氏、 COMPASS担当 課長 羽根田和幸氏

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2026年7月例会

日時:2026年7月15日(火) 19:00~  みしまプラザホテル

地域を動かすのは、制度でも資金でもない。最後は、人と人との間に生まれる「信頼」である。今回の講話を拝聴し、地域創生とウェルビーイングの本質を、改めて考えさせられました。

人口減少、高齢化、人材不足、事業承継。地域が抱える課題は複雑化し、もはや一つの企業、一つの自治体、一つの組織だけで解決できる時代ではない。だからこそ今、必要なのは、点在する人材、知識、技術、想いをつなぎ、地域全体の力へと変えていく仕組みである。

今回、最も強く心に残ったのは、「資金仲介から関係仲介へ」という言葉です。

金融機関が、人をつなぎ、学びをつなぎ、場を育て、挑戦の入口をつくる。COMPASSをはじめとする沼津信用金庫様の実践は、単なる地域貢献ではなく、地域に眠る可能性を見つけ、異なる主体を結び、新たな価値が生まれる土壌そのものを育てる取り組み。そして、特に共感したのが、「安心があるからこそ、人は挑戦できる」という考え方である。

私たちは、ともすると挑戦する人を求める。しかし、挑戦を生むためには、その前に安心が必要だ。相談できる人がいる。自分を受け止めてくれる場がある。失敗しても、もう一度立ち上がれる関係がある。その目には見えない「関係の資本」こそが、人を動かし、企業を動かし、やがて地域を動かしていく。

今日の講話を通じ、ウェルビーイングとは単なる「幸福」の議論ではないと感じた。人が安心して関わり、挑戦し、成長できる地域の環境を、私たち自身がどう設計するかという、極めて実践的な地域戦略である。

私たち経済人もまた、地域の「結び目」でなければならない。誰と誰をつなぐのか。何を次の世代へ渡すのか。そして、自ら何に挑戦するのか。

地域の未来は、誰かに託すものではない。

私たち自身の行動の積み重ねが、その地域の未来そのものになる。

今回の学びを、言葉で終わらせず、次の実践へとつなげていきたい。

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